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作品の紹介|薬屋のひとりごと 15巻
作品について
『薬屋のひとりごと』は日向夏によるライトノベル作品で、2011年に「小説家になろう」で連載開始。2012年に単行本化され、2014年からはヒーロー文庫で新装刊。イラストはしのとうこが担当しています。
物語は、中華風帝国「茘(リー)」の後宮で働く薬学に詳しい官女・猫猫(マオマオ)が、美形の宦官・壬氏と共に様々な事件を解決していく姿を描いています。
2017年からは『月刊ビッグガンガン』と『月刊サンデーGX』で2つのコミカライズが並行連載され、TVアニメ化も実現。2025年2月時点でシリーズ累計4000万部を突破する人気作品です。
作品情報
【隠れ里での祭りの晩に――…。】
子翠の故郷の隠れ里で、猫猫はまたしても好奇心から、祭りの背後で進行していた謀略に巻き込まれていく…。
一方、消えた宦官の情報を求める壬氏は、消えたのが宦官だけではなく、猫猫の失踪にも関連していることに気付いて…。隠れ里と後宮、それぞれで起きていた事件が繋がる第15巻!!
(C)2025 Hyuganatsu/Imagica Infos Co.,Ltd. (C)2025 Nekokurage (C)2025 Itsuki Nanao
*引用元:DMMブックス
作品名 | 薬屋のひとりごと 15巻 |
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作者 | 日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス)|ねこクラゲ|七緒一綺|しのとうこ |
配信開始日 | 2025/03/25 |
ページ数 | 181ページ |
シリーズ | 薬屋のひとりごと |
カテゴリー | 少女マンガ |
ジャンル | アニメ化ミステリー・サスペンス歴史・時代劇・戦記 |
評価 DMMブックス | 評価数 22件(コメント 19件) ~2025.6.15 |
レビュー分析・評価|薬屋のひとりごと 15巻
レビュー分析
多数の意見
- 謀反・陰謀が表面化し、物語が大きく動き出す展開が中心(子の一族や後宮を巡る事件が複雑に絡む)
- 物語がクライマックスに向かう展開に入り、緊張感が高まっている
- 子の一族による謀反の動きが明らかになり、禁軍による討伐が進行中
- 壬氏が猫猫失踪に焦りを見せ、普段の余裕を失っている様子が印象的
- 子翠の正体が楼蘭妃だったことに多くの読者が驚愕
その他の意見
- 羅漢(猫猫の父)と壬氏の対立が描かれているが、羅門が仲裁役となっている
- 楼蘭妃の母である神美の恐ろしさが印象的
- 壬氏の正体について少しずつ明かされていく情報の出し方が巧み
- 北の高地砦での猫猫の体験と村祭りの描写が重要な場面
- 画面が暗くシルエット絵が多く、読みづらいという指摘もある
高評価ポイント
- 壬氏のキャラクター描写、特に猫猫が攫われた後の感情表現が魅力的
- 物語の伏線回収の巧みさ、長期にわたって張られた謎が繋がっていく感覚
- 後宮内の小さな事件から国家的陰謀へと展開する壮大なストーリー展開
- 羅漢と壬氏という重要人物の初対面場面の緊迫感ある描写
- アニメ放映と相まって盛り上がる作品世界の広がり
- 壬氏に対して「かっこいい」「キュンとする」といった推しキャラ支持
総合評価
- DMMブックス|評価数 22件(コメント 19件)~2025.6.15
- 子の一族の謀反が明らかになり、物語が急展開する重要な巻。
- 壬氏の正体に関する伏線が徐々に明かされ、猫猫失踪により見せる焦燥感や感情表現が読者の心を掴む。
- 子翠の正体が楼蘭妃だったという驚きの展開と、その母神美の恐ろしさが物語の緊張感を高める。
- 猫猫の父である羅漢との対立場面や、羅門による仲裁など、登場人物間の力関係が複雑に描かれる。
- 後宮内の小さな事件から国家的陰謀へと発展する壮大な展開が魅力。
- 長期にわたって張られた伏線回収の巧みさが光る一方、画面構成の暗さを指摘する声も。
- アニメ放映と相まって作品の世界観がより深く理解できる時期の巻。